私が使用しているミラーレス一眼のPEN PL1sでズームすると「レンズの状態を確認してください」と表示されるようになってしまった。
その表示が出てしまうと一度電源を切らないと写真を写すことはできない。
ズームしないときは問題なく撮影できるので半年ぐらいそのまま使い続けていたのだが、そのうちズームしなくても電源を入れるだけで普段とは違うモーター音を数回繰り返した後に「レンズの状態を確認してください」と表示され、全く写真撮影ができなくなってしまった。
もう4年も使用しているので修理に出すかどうか迷ったが新しいカメラを買うとなるとそれなりの金額になってしまう。
まずは修理するにはどれぐらいの金額がかかるのか見積もってもらい、最終的に修理を実施することにしたのだが
- 修理完了までの流れ
- 修理を実施する前に確認しておきたいポイント
について整理したので参考にしてみて欲しい。
修理完了までの流れ
サービスステーションに持ち込み
さっそくオリンパスのサービスステーションにPENを持ち込み、修理の見積りを依頼した。
レンズを外している場合は「レンズの状態を確認してください」というメッセージは表示されず、シャッターも問題なく切れるのでレンズが悪いのではないかとのこと、本体に問題がないのであれば修理代金は10,000円~15,000円程度ではないかと言われる。
後日詳細な見積り結果を携帯電話に連絡をくれるとのことだ。
見積り連絡
金曜日にサービスステーションに持ち込み、月曜日には見積り結果の連絡があった。
レンズのモータ部に異常があって部品代と工賃で税込価格10,800円とのこと。
修理を実施してくださいと伝える。
修理完了
修理完了の連絡があったのは修理を依頼した翌週の木曜日。
見積り依頼をしてからちょうど1週間で修理が完了したことになる。
修理費用の内訳は以下のとおりである。
部品代:3,000円
工賃:7,000円
消費税:800円
仕方がないとはいえ工賃が高い。
部品代だけなら全然安いのに。
部品を購入して自分で修理することはできないのだろうか。
一つ納得がいかないのは私はカメラを落としたわけでもなんでもなく通常の利用をしているだけだ。
また、撮影頻度がそれほど高いわけではないが3年半ぐらいでレンズが壊れてしまうものなのだろうか。
この辺の理由によりオリンパスのレンズの品質、信頼性という面では評価を下げざるをえない。
修理を依頼する前はSDHCカードを抜いただけで特に掃除もしていない状態だったが問題のなかった本体も綺麗にクリーニングされた状態で返ってきた。
また、修理後6ヶ月は保証の対象となるとのことだ。
これは満足なポイントだ。
修理前に確認しておきたいポイント
PENのレンズを修理する上で確認しておきたいポイントを以下に示す。
1万円程度で購入できるレンズがないか確認する
修理費用の10,000円で新品が購入できるならそちらを購入したほうがいいに決まっているので修理依頼前にヤフオクを調べてみた。
別に同じレンズでなくてもいいのでマイクロフォーサーズのレンズを調べた時は、最安は全く同じレンズだったが中古でも10,000円程度の価格であった。
同じレンズの中古を購入してもまた同じ障害が発生する可能性があるので今回修理することにしたのである。
しかし、出品状況によっては新品が10,000円程度で購入できることものあるのではないかと考えている。
以下のリンクからヤフオクで「マイクロフォーサーズ レンズ」で検索し、探してみることをお勧めする。
フォトパス会員登録をする
見積り依頼の際に教えてくれたのだがオリンパスのフォトパス会員だと修理代金が10%OFFになるらしい。
後で調べてみたのだが10%OFFを受けるためには「スタンダード会員」となる必要がある。
スタンダード会員になるにはオリンパス製品を製品登録する必要があるが、修理に出すぐらいだから製品を持っているということであり、スタンダード会員になるのに障害はないはずである。
修理の際に名前と電話番号で調べるといっていたのだが、私は実はフォトパス会員だったにも関わらず名前等の情報を登録していなかったことによりその割引を受けることができなかったので、必ず名前や電話番号等の情報は登録しておくように注意してほしい。