台所用洗剤のジョイがリニューアルしたのをご存じでしょうか。
ジョイコンパクトとネーミングとなり濃縮パワーにより250mlだった従来品から200mlとなり20%コンパクト化との触れ込みです。
私もこのボトルを見たとき「なんか小さくなったな」と感じ、調べて見たところ上記の情報を知りました。
そこで「ちょっと待てよ」と感じたのです。
あまりブログでネガティブなことは書きたくないのですが、より良い商品となるきっかけとなるように期待を込めて苦言を呈したいと思います。
濃縮パワーは本当に消費者にとってのメリットか?
P&Gはリニューアルによって以下のメリットを挙げていますが本当にそうなのでしょうか。
私が消費者として考える意見を述べます。
濃縮だから今までと同じ回数洗える
みなさん洗剤を使用する際に以下のような経験ありませんか?
・少ない洗い物を洗おうとした際に少し洗剤を出し過ぎてしまってもったいなかった。
私は食器を洗っているとこのように感じることが多いです。
この状況をふまえて濃縮で量が少なくなった洗剤を使用した場合にどういう結果になるでしょう。
①今まで以上に洗剤の減る量が早くなる
②洗剤購入サイクルが早くなりメーカーが潤う
洗濯用洗剤については1回洗剤を入れたら継ぎ足すことがないので濃縮のメリットはあると考えますが、台所用洗剤については継ぎ足して使用することが多く、今までと同じ回数を使えるというのは一度で適量を使った場合の話であり、①はほとんどの消費者で発生する問題なのではないでしょうか。
P&Gが②までを考えたリニューアルかどうかはわかりませんが、本当に消費者の目線にたった商品開発なのか疑問が残ります。
20%コンパクト化のメリットって大きいでしょうか?
私には従来品より20%小さくなったことがそれほどメリットには感じられません。
結局洗濯用洗剤を置くスペースというのは決まっており、それが従来品だろうが小さくなったジョイコンパクトだろうが占有するスペースは同じだと思います。
高さが小さくなったことにメリットがあるかどうかも考えてみましたが、やはりそんなに高さギリギリのスペースに置く利用シーンを想像できないのでこれもメリットではないのではないでしょうか。
メリットがあるとすると買い物時の重さだと考えますが、それを実感できるほどの量の違いではないですよね。
まとめ
結局洗濯用洗剤が濃縮で成功したので濃縮という汚れが落ちそうなイメージを先行させ、実は消費者にとって不利な商品となっているというのが今回のジョイコンパクトだと考えます。
濃縮したけど同じ量というのであれば本当の意味での消費者の目線にたった商品と言えるのではないでしょうか。
濃縮イメージに惑わされずに消費者がこのデメリットに気付いてくれ、他のメーカーが追随しないことを祈るばかりです。
最後に
ジョイコンパクト 特大
どっちやねん