会社から携帯電話を支給されていないため仕事なのに個人の携帯電話を使用することがある。
そんな状況なので少しでも通信費を安くしたいと考え、Skypeと楽天でんわを利用している。
今回改めてそれらの料金について比較してみたい。
携帯電話への1分間の通話料を以下の表に示す。
※Skypeは1分単位、楽天でんわは30秒単位のため比較は1分間の料金とする。
※実績を見るとおそらく消費税は楽天でんわのみにかかる。今回は税込み料金の比較とする。
※Skypeの通話料金は2014/02/12現在の価格
Skypeクレジット | 楽天電話 | |
---|---|---|
接続料金 | 8.75円 | 0円 |
1分間の通話料 | 10.81円 | 21円 |
合計 | 19.56円 | 21円 |
これを見るとどちらも変わらないように見える。
しかしSkypeの接続料金は通話1回に対してかかるため接続時間毎の比較は以下となる。
※以下の表からはSkypeクレジットは接続料金を含む価格とする。
Skypeクレジット | 楽天電話 | |
---|---|---|
1分間の通話料 | 19.56円 | 21円 |
5分間の通話料 | 62.8円 | 105円 |
10分間の通話料 | 116.85円 | 210円 |
上記を見てわかるとおり10分間で比較すると楽天でんわはSkypeに比べほぼ倍の通話料となった。
この通話料だけの比較を見るとSkypeに軍配が上がるが、次は実際に両方を使用してみた通話品質で比較する。
※SoftbankのiPhone5を使用した個人の感想ですので全ての方に当てはまるわけではないと考えます。
SKYPE | 楽天でんわ | |
メリット | 特になし | ・自分の携帯電話の番号でそのまま相手に通知される。 |
デメリット | ・携帯電話回線での接続時は通話途中での切断が多発する。 ・番号非通知となる。 |
特になし |
上記にも記載したとおりSkypeはWi-Fi接続時には通話途中での切断はほとんどないが、携帯電話回線では切断が多く、かけ直す都度接続料金がかかってしまうため通話料金が安いというメリットも薄れてしまうように感じられる。
その点楽天でんわは今までの経験上通話途中での切断というものがなく、通話品質が安定しているように感じられた。
これらより、携帯電話への発信という観点においては通話時間が長ければSkypeの方が通話料が安いというメリットはあるものの、携帯電話回線を使用した場合の通話品質が安定しないため、個人的には楽天でんわを使用する方が良いという結論となった。
以下は固定電話への通話料金の比較である。
※IP電話ではなく、一般的な固定電話との比較
Skypeクレジット | 楽天電話 | |
---|---|---|
接続料金 | 4.82円 | 0円 |
1分間の通話料 | 2.26円 | 21円 |
合計 | 7.08円 | 21円 |
接続時間毎の比較は以下となる。
Skypeクレジット | 楽天電話 | |
---|---|---|
1分間の通話料 | 7.08円 | 21円 |
5分間の通話料 | 16.12円 | 105円 |
10分間の通話料 | 27.42円 | 210円 |
上記より、固定電話への発信という観点においては圧倒的にSkypeの方が安くなる。
このメリットは前述の通話品質を加味しても、そのデメリットを補って余りあるものと考えている。
よって結論としては
・Wi-Fi接続の場合は迷わずSkype
・携帯回線の場合は
携帯電話への発信は楽天でんわ
固定電話への発信はSkype
と使い分けるのが良いと考える。