現在使用しているスタッドレスタイヤは8年前に中古車を購入した際に付属していたもので少なくとも8シーズン以上は使用していると思われるため、さすがに劣化しているだろうということで購入を決意した。
購入するタイヤはミシュランのX-ICE3を選択。
理由は8年間使用したスタッドレスタイヤがミシュランの初代X-ICEであり、長期使用という耐久性の面で実績があったので同一ブランドで買い替えることにした。
色々調査した末にタイヤはネットの通販で購入した。
下記にタイヤをネットで購入するまでに至った調査結果をまとめておく。
これを見ればタイヤをネットで購入することのメリットの多さを感じてもらえるに違いない。
価格調査
オートバックスやイエローハット等のカー用品店に出かけてみたがX-ICE3は1本2万円以上で全く予算的に合わない。(タイヤのサイズは195/65R15で調査)
予算的に合わないというのもスタッドレスタイヤを購入したことがないので一本1万円ぐらいで買えるだろうと甘く見ていたのである。
現実的なところでトーヨータイヤのガリットG5の2013年製造モデル(現在は2014年)が4本合計で4万5千円程度プラス工賃という金額。
予算4万円に対して欲しいタイヤは8万円以上という調査結果を受け、ネットならもう少し安く購入できるのではないかと考え、価格.comで検索してみたところやはり全然安い。
車用品店の価格とネットの最安値で比較した結果を以下に示す。(価格は税込)
タイヤはミシュランX-ICE3、サイズは195/65R15を対象に比較している。
1本あたりの価格 | 1本あたりの送料 | 4本の合計価格 | |
カー用品店 | 24,948円 | - | 99,792円 |
カカクコム最安値 | 8,100円 | 800円 | 35,600円 |
なんと合計金額の差は64,192円だ。
これより単純に価格を比較するとネット通販で購入しない理由はないはずだ。
購入ショップの選定
結果的に私は前述の最安値のショップで購入したのだが、ネット通販を利用するにあたっては必ずしも最安値のショップを選ぶのが良いわけではないと考えている。
私は各々以下の観点で自分のニーズに合うショップを選択する必要があると考えている。
・支払方法と手数料
・そのショップは信頼できそうか
また、スタッドレスタイヤに関しては以下のスタッドレスタイヤに特化した観点で確認する必要がある。
価格.comの最安値は送料抜きの金額であり、各ショップによって送料の設定が違うのでそれぞれのショップを回り、送料込みの価格での最安値を比較する必要がある。
支払方法については以下の記事で紹介しているとおりポイントが貯まるのでクレジットカードを利用できるショップの方が優先される。代引きや振込の場合は手数料をショップで負担してくれる場合があるのでそこをチェックする。
日常生活でポイント還元!本当にお得なクレジットカード5選!
また、タイヤは製造された時点から時間の経過と共にゴムが劣化し、性能が低下すると言われている。
そしてスタッドレスタイヤは購入しようとしている年に製造されたタイヤより前年に製造された在庫の方が価格が安い。
そこでその価格はいつ製造されたタイヤに対する価格なのかを確認する必要がある。
そして最後にそのショップが信頼できそうかという観点については判断が難しい。価格.comの上位に来ているショップはそれなりに信頼がおけるとも考えられるが保障されているわけではない。そのショップのホームページ等を見て自分の感性で判断するしかないと考えるが、タイヤに関しては製造年度を明記しているショップと記載がないショップがある。記載がないショップは不親切で信頼に値しないと私は考えている。
上記の観点で判断し、私はSTYというショップで購入した。価格.comのスタッドレスタイヤではどのメーカーのどのタイヤでも最安値に近い価格で対応も早く信頼できるショップであると感じたので参考にしていただければと思う。
タイヤ交換
注文したタイヤが到着したら、まず注文する際に確認した製造年度と差異がないかを確認しよう。違いがあるならショップにクレームを入れなければならない。
ネットで購入するにあたって一番心配だったのはタイヤ交換についてである。
カー用品店やガソリンスタンド等で購入する場合はそこで取り付けを行ってくれる(そこで購入するのだから無料なのかと思ったらしっかりと工賃を取るところが多いのは解せないが)のでそのような心配は必要ないが、ネットで購入する場合はタイヤ持ち込みでの作業となる。
きちんと調べたわけではないが持ち込む場合は別料金だったりするらしい。
ただ、持ち込みでのタイヤ交換について近所を調べたところ、このようなご時世からか持ち込みでのタイヤ交換歓迎という売り文句の自動車整備工場が存在しており、5,000円でタイヤ組換え、ホイールバランス、脱着、廃タイヤ処理(4本)をしてくれた。
このようにネットで購入しても持ち込みで快く交換してくれる自動車整備工場が存在しているようなので安心して購入して欲しい。
更に安く購入するテクニック
実は自分がスタッドレスタイヤを購入するにあたって実践したテクニックが2つある。
それは以下である。
・車検に問題のない範囲でタイヤのサイズを安く売っているサイズに変更する
前述のとおり製造年度が古い方が価格が安い。
恐らく1年古いことによる性能の違いは素人には感じることのできない程度のものであると個人的には考えている。
ただ、それより古いタイヤは避けたほうが良いと考えている。
1年前のタイヤとほとんど値段が変わらないし、そんなに長い間在庫になるのは何か理由があるように感じる。
また、私の車の正規のタイヤサイズは195/60R15だが、購入したタイヤは195/65R15である。
一般的に扁平率が低い方がタイヤの価格が高いようであり、更に195/60R15というタイヤはもともとあまり採用されていないサイズのようで流通数が少ないこともタイヤの価格に影響しているらしく195/60R15の方が195/65R15と比べて1本あたりで2,000円以上も高かったのでサイズを変えて購入した。
扁平率が変わるとタイヤ外径が変わってしまうのでスピードメーターに誤差が発生してしまい、その誤差の度合いによっては車検がとおらなくなってしまうので注意が必要だが、逆に考えるとその誤差が車検に問題のない範囲であれば安く購入できるサイズを選択した方が良いと考える。
「タイヤ サイズ 変更 誤差」等でググると誤差を計算してくれるサイトが見つかるのでこれらを利用して範囲内かを確認するのがいい。
この2つのテクニックで4本の合計金額が大きく変わってくるのでぜひ試してみて欲しい。