映画「ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~」はストーリーが秀逸

2015/7/4に映画「ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~」が公開された。

前売り券には【5種から選べるミニフィギュア】の特典が付いているということで公開の1週間ぐらい前に前売り券を購入しにいったのだがすでに特典は全てなくなっていた。

特典をGetできなかったのは残念だったが特典なしで前売り券を入手し、さっそく見てきた。

感想

声を出して笑ってしまう

「ひつじのショーン」の登場人物は基本的にしゃべらない。
セリフというものが存在しない。
厳密に言うと声を出すことはあるのだが、その声は意味のある言葉を発するわけでななく場面のニュアンスを伝えるための発声である。
セリフなしの行動だけでストーリー展開していくのだが、ショーンとその仲間達の愉快な行動が笑いを誘ってくる。
今まで見た映画の中で一番笑ったと思う。

大人が見ても楽しめる

劇場の客層としてはやはり子供連れが多いですが、前述のとおり笑いのおきる愉快な作品なので大人が見ても楽しめます。

子どもももちろん楽しそう

映画の観賞中に聞こえてくる子供たちの笑い声。
とても楽しそうです。
子どもたちの笑う箇所と大人が笑う箇所が少し違っていて「そういう笑いのツボなのね」と少し興味深かった。

ショーンを見たことがなくても楽しめる

私はこの映画を見る前に「ひつじのショーン」シリーズは2回しか見たことがなかった。
しかし、もともと「ひつじのショーン」は1話完結のショートストーリーであることからそれぞれのストーリーに関連性がないため、「ひつじのショーン」を見たことがなくても楽しめます。

まとめ

笑いあり、ドキドキする箇所あり、少しぐっとくるところありとストーリーが非常に秀逸なので大人も子どもも楽しめる作品だと思う。

セリフがなくてもこれだけの感情を感じさせてくれるのだからストーリーが非常に良くできているのだろう。

日本のコメディは言葉で笑わせるのが得意で海外のコメディは行動で笑わせるのが得意なイメージがあるが、ショーンの行動の面白さはさすがといったところだ。

上映時間は1時間半程度できれいに物語がまとまっているので子どもも飽きずに楽しめると考える。
劇場の子供たちの笑い声がそれを物語っていると思う。