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花のズボラ飯第3巻が売り切れ中?購入できる場所はどこ?

以前倉科カナ主演によりドラマ化もされた「花のズボラ飯」の第3巻が2015年11月16日に発売となりました。

私自身もこのドラマでこの漫画に興味を持ったことからコミックの1~2巻を購入し、第3巻の発売を心待ちにしておりました。

そしてその発売から2ヶ月を過ぎた2016年1月10日に発売していることをようやく知り、さっそく購入しようとamazonと楽天を検索してみましたが、あれ?確かに発売しているようなのですが購入できないのです。

通販サイトの状況

楽天

zubora_rakuten

電子書籍は購入できますが、書籍版は売り切れ?のためか注文できない商品となってしまっています。

現在の状況は以下よりご確認ください。
楽天で花のズボラ飯を検索

アマゾン

zubora_amazon

こちらも電子書籍は購入できるものの、書籍版は中古しか選択できません。

現在の状況は以下よりご確認ください。
amazonで花のズボラ飯を検索

さいごに

それほどメジャーな作品というわけではないので初版の発行部数も低く抑えられているが、予想を上回る需要によりこのような状況を招いているのでしょうか。

これもこの作品のファンが多いということを示しているのだと思います。

amazonや楽天はいつ入荷するのか記載がないのでいつ入荷されるのか見当もつきません。
以下に記載のhontoには在庫があるみたいなのでどこも売り切れというわけではなさそうです。

hontoで購入する(以下の画像リンクから購入できます)

電子書籍と紙書籍があるのでご注意ください。

資格取得の参考書を電子書籍で購入するメリットとデメリット

今年は資格取得をしようと考え、参考書を探し始めた。

私は情報処理技術者試験プロジェクトマネージャ試験というものを受験するのだが、ネット上では翔泳社から出版されている参考書が著者の三好氏の名前から「みよちゃん本」と呼ばれ、評判が良いのでこの参考書を購入することにした。
しかしこの手の参考書は非常に値段が高く、少しでも出費を少なくするためにブックオフで中古を探してみたが見つからない。

それでも何か安く購入する方法はないかとたどり着いたのが電子書籍である。
購入したのはAmazonのKindleストアだ。

紙の本の場合3,110円なのに対し、Kindleの場合は1,728円で1,382円もお得だった。
(購入したのが1/4日なのだが後日同じ参考書を確認してみたところ1/11現在で2,304円になっている。自分が購入したときはセール中だったのかどうかわからないが時期によって値段が違う可能性がある。)

参考書の電子書籍を利用してみた感想を以下に記す。

電子書籍のメリット

・色々な端末で読むことができる
・必要なページを開きっぱなしにできる
・値段が安い(本によっては)

一番のメリットは色々な端末で読むことができる点だと考える。
私は基本的にはiPadで読んでおり、タブレット端末での読み易さは申し分なく非常におすすめだ。
スマートフォンでも読むことができるので荷物にならずに持ち運びが可能で通勤時や昼休み等の空き時間を大いに有効活用できるのではないかと考える。
しかし、スマートフォンのみでの利用を考えている場合はおすすめできない。
私はiPhone5で読んでいるが拡大なしでは文字が小さくて読みにくいため、常時利用には向かず、やはり通勤時等の限定した環境下での使用をおすすめする。
また、PCのKindle Cloud Readerも試してみたがPCのディスプレイは横が長く縦が短いという特性上、ページを大きく表示できないため読みづらい。私の個人的感想だがやはりおすすめはタブレットユーザだろう。
残念ながらKindle端末は所持していないため使用感はわからない。

二つ目に挙げた「必要なページを開きっぱなしにできる」というのは個人的に大きなメリットだ。
この手の参考書はページ数が多く紙の本の場合、本の厚さも相当なものだ。
このような分厚い本を開いたままノートに文字を書いたりしようとすると本のダメージを気にせずに力任せに開いてそのページを開いたまま固定されるように形を付けるか、何か重たいものを本の上部に置いて開いたままにするかどちらかだろう。
これは結構わずらわしい。
タブレット端末としては現在のページを表示しているだけで開きっぱなしにしているつもりはないだろうが私はこの地味な利点をおすすめする点として挙げたい。

前述のとおり安く購入できるというのも大きなメリットだ。
しかし、この記事のために他の資格参考書も調べたところ、全ての書籍が紙の本よりも安くなるわけではないということがわかった。
紙の本の値段が変わらないものも多く存在し、情報処理技術者試験を例に挙げると同じ出版社の試験区分が違うだけの同一シリーズの参考書でも値段が安いものと同じ値段のものがあったのでこの点は注意が必要だ。

電子書籍のデメリット

・古本屋に売ったり人に譲ったりできない
・付箋を付けられない(Kindleの場合)

古本屋に売ることはできないが、この手の参考書は年度毎に出版されることが多く、受験後に売ってもそれほどの値段にはならないような気がするのでデメリットでもないかもしれない。
人への譲渡もそれほどニーズがないのではないかと考える。

紙の本の場合、付箋を貼ってあるページとあるページを行き来するような使用ケースが多くあったと記憶している。
Kindleの場合は本によって付箋(ブックマーク)を付けられないらしく、今回私が購入した参考書もブックマークできないものであったため行き来するためにはページ番号を記憶もしくは記録しておく必要がある。
これは非常に不便であり、電子書籍リーダによっては付箋を付けられるものも存在しているのかもしれないが、大きなデメリットだ。

私が利用してみた感想は以上である。
これらを参考に紙の本がいいのか電子書籍が良いかを選ぶ際の参考にしていただけたら幸いだ。

情報処理技術者試験については以下にリンクを用意した。
Kindleはクラウド上に購入する形となるので読みたい端末で購入する必要はない、以下のリンクをクリックして購入すれば各端末にダウンロード可能である。
ぜひ試してみて欲しい。

基本情報技術者

応用情報技術者

プロジェクトマネージャ

100回泣くこと 中村航

長きに渡り楽しい結婚生活を送る人もいれば、数年で離婚してしまう人もいるし、途中から夫婦というものが形式的なものとなり、仕事の人間関係と同じような結婚生活をただ続けているだけの人もいる。

でも誰もがみな最初はこの作品にある「結婚の練習」のような何をするにも新鮮で、どんなささいな出来事も楽しく感じる時期があったはずだ。

しかし、その期間は長くは続かないことが大半だと思う。

これは時間の経過と共に、結婚生活の中で自分の考えを押し付けたり、相手に任せっぱなしになったりと、日常生活の出来事を二人で共有できなくなるからではないだろうか。

手探りながら二人で一緒に乗り越えようとしているからこそ、ほんのささいな出来事であってもその過程が楽しく感じられるのではないか。

その感覚をどれだけ続けられるかが「差」となっているのではないかと考える。

本作品の中の、周りが見たらバカップルと言われてしまう二人だけが楽しいほんのささいな出来事のあとの主人公の感情を引用する。

ここが頂点でもいいな、と思った。降りてきたように思った。
あとは登ることじゃなくて、まっすぐ進むことを考えればいい。僕と彼女を中心に置いた球体。その半径を拡げたり、狭めたりすればいい。半径を1メートルにするのもいいし、地球の半径まで延ばして考えるのもいい。固定したり、弾ませたり、薪をくべたり、色を塗り直したりして、ゆるやかに維持すればいい。カーテンを吊して、毛布を敷いて、僕らにつかめるものを増やそう。ときどき背伸びをして、なるべく遠くを見通したら、また足下みて。仲良く、礼儀正しく、世界中のカップルの手本になってもいい。

なぜか既婚男性の場合、結婚に対して否定的に語られることがほとんどだ。

それは日本人特有の照れ隠しがあるのでどこまで本心かわからないが、私は結婚前よりも結婚後の方がより楽しいと感じている。

それだけで自分は幸せなのだと感じた。

この主人公の感情に私は非常に共感する部分が多い。というか気づかないうちに夫婦二人ともこの感覚を最初から変わらず続けているような気がする。

とはいえ結婚当初と比べて全く変わっていないかというと違うと思うし、自己本位で中心が自分だけの半径を作ってしまうこともあるとこの本を読んで感じるところもあった。

日常のささやかな出来事の共有とその積み重ねが何よりも幸せだと言うことを感じる一冊だった。

ぜひ全ての夫婦に読んでほしい。